大学院について悩んでいる人のためのブログ

大学院に進学しようか悩んでいる。大学院に進学したが様々な悩みを抱えている。そんな人達の力に少しでもなれたらと思っています。

博士課程に進んだことを少しでも後悔してしまった時はどうすればよいのか

自分は博士課程に行ったことを、心のどこかでものすごく後悔しています。

でもそれを絶対に認めないようにしようという力もまたどこかで働いています。

 

多くの人は、ある選択に対する失敗について「~だったけど後悔はしていない」と言います。

 

 

これは自分が失敗したと認めたくないからこう言わざるを得ないのだと思います。

 

本当は自分もそう言いたいけど、今はそう言うことができません。

 

あの時、こうしていたら、ああしていたら、という気持ちがどんどん湧き上がってくるからです。

 

そして、今の状態から中々抜け出せないからです。

 

そういう時は耐えて、次の策を練るしか無いです。

 

ここで倒れたら本当に終わりです。

 

今すぐ死ぬわけではないのだから、耐えて耐えて、行動する。

 

もちろん誰かに助けを求められるならそれも良いです。

 

 

なんで大学院にまで行ってこんなどん底の気持ちを経験しなければいけないのか?

 

そういう悔しさを原動力に変えていきたい。

大学生・大学院生が教授や先輩に相談する時に絶対に気をつけて欲しい事

このブログで、悩んでいる学生に対してしきりに

 

誰かに相談しよう! と書いてきましたが、注意してほしいことを書きます。

 

結論から。一番言いたいことは、

自分より経験豊富な人間の言うことが必ずしも正しいわけではないので、真に受けすぎてはいけない

ということです。

 

そもそも研究の世界というのは恐ろしく狭く深い世界です。

 

海外と共同研究を行って方々を見ると、到底狭いだなんて言えない気はしますが

 

それはあくまで研究という世界の話。

 

大学にいると(というよりどこでも同じ環境にいれば普通そうなる

そういった感覚が鈍ってきて、その世界の事しかわからなくなってきます。

 

例えば一般企業の就職について教員や先輩に相談した時、色々と言われることがあるかもしれません。

 

 

ただ、一つ考えて下さい

 

その人達は研究のスペシャリストだったとしても、企業で働いた経験などありません。

 

その人達のよく知らない世界に対する批判などはただの妄言です。

 

人に相談し、意見をもらった時は必ずその人がその世界にいたかどうかを判断基準にすべきです。

 

その世界にいたわけでもないのに、不確定なネガディブイメージなどを話し始めた場合100%その人が勝手に作り上げた想像を語っているに過ぎません。

 

そういった想像を真に受けて進むべき道を誤ることだけは避けたいですね。

 

ただ、自分で入って見なければわからない、というのも確かに不安です。

 

 

やはり人に相談する時は、その世界に足を踏み込んだことがある人の話を聞く事が一番いいのだと思います。

 

一つ具体的に言うと、その世界について経験している人のブログを見ることです。

 

妄言を信じて後悔することはなんとしても避けましょう。

 

後輩から相談を受けた話

自分は院生として目下就活中ですが、研究室なので当然ながら学部の後輩がいます。

ちょうどその後輩も就職活動中で、就活を頑張る同期として対等な立場にあると考えています。

 

一応自分は一度社会人を経験している身ですので、後輩へのアドバイスをする機会は多いです。

話によると後輩は自分のやりたい事が定まらずに悩んでいるようです。

 

やりたい事とはなんだろうか

これに関しては自分もそうですね、色々な業界について見ていると興味が移ってしまうのは事実ですし。

 

本当に自分はこれがやりたいんだ、という強い意志が定まっている人を見ると羨ましく思います。

人生を賭けてやりたいことを成し遂げた、みたいなドキュメントを見てる時のような気持ち。

 

ただやっぱりこれに関しては実際にチャレンジしてみるしかないんですよね。

企業の見学にも行かせてもらいましたが、入って仕事をしてからやりたい事を見つける人もたくさんいました。

 

僕は前の会社にいた時に、自分のやりたい事が全くイメージもできず、会社にこのままいても何も進まないと考えたため道を変えて考え直そうと思いました。

今は大学院に進学したおかげで、やりたい事のビジョンが見え始めたと思っています。

 

頑張っている後輩の姿を見て、応援してあげたいし、できるだけ力にはなりたいんですけどね。

結局は自分で頑張らなきゃいけない問題です。

自分に持てる最大限のアドバイスをしましたが効果があったかはよくわからず。

 

こんなに一生懸命考えて頑張ってる姿も、企業に対してアピールする時は非常に伝わりづらいです。というか、頑張りっていうのは基本中々見えないものなんでしょうね。

 

僕は頑張りの100%が全て伝わらないから、頑張るということはあまり好きではありません。

でも頑張らなきゃいけないことがあるのは痛いほどわかります。

 

とにかくネットで検索

今はこういった「やりたいことってなんだ」問題について提起している方々が山ほどいます。

 

ネットには膨大な量の有益な情報がありますので、やりたい事を見つけたければまずブラウザを開け、というところで締めくくりたいと思います。

 

 

研究室による格差の話

かなり偏見のある話になってしまうかもしれません。

 

でも少なからず不幸な研究室に所属した学生がそう感じている事実はある、と僕は思っています。

 

 

研究室格差社会

理系の大学生・院生であれば、研究室に配属されることになると思います。(文系はゼミっていうんでしょうか?文系のことはわかりませんごめんなさい)

 

これが結構恐ろしいことに、所属した研究室によってその後の自分の人生を左右されることも少なくはないでしょう。

 

これはもちろん、本人がだらしないとかそういう問題もありますけど、研究室の方針に左右されることがあるのは確かです。

 

ここでいう研究室というのは、「スタッフ」すなわち、教授、准教授など大学教員ということです。

 

この上の人達の方針によって、研究室生活は変わってきます。

 

色々なパターンがあるとは思いますが、不幸な研究室にありがちなこと

  • とにかく拘束時間が長い

別に拘束時間が長いから悪いわけではないです。でも残ってやってる方が偉い、みたいな風潮があると危険。ブラック企業と同じですが、大学の研究室は治外法権なので中にいるものが声をあげなければ変化がない。

 

  • 結果にやたらと高いハードルを設けられる

明らかにキャパシティを越える実験を押し付けられている学生を見たことがありますが本当にきついと思います。そもそも手技が安定しない実験なのに結果を求められるとか。

 

  • 結果に文句はつけるけど改善点を明示しない

いちゃもんはつけるけど明確な改善点を指摘してくれない。こういう教授がいると本当に辛い。

 

  • 何もしない

読んで字のごとく、学生を放置する。大抵はそれを見かねた下の先生(場合によってはポスドク)などが適宜サポートしてくれるが、それすら無ければもう何をやったら良いかわからず立ち止まってしまう。

 

 

環境に絶望する前に動いてみる

所属する研究室は自分の将来を左右しかねません。ただ、ここにいるから自分は駄目なんだと卑屈になるのではなく、何もしてくれないなら自分で動いてやるという気概を持たなくてはいけません。

 

とにかく誰かに相談したり、動く事が大切です。

 

他人を羨んでも仕方ありません。

 

貧困層に生まれる人と、富裕層に生まれる人、ブラック企業に入ってしまった人、たまたまホワイト企業だった人、そういった社会格差と何も変わらないのだと思います。

 

そういったところから、抜け出せるかどうかは、自分の力で動くことだと思います。

 

思い悩んで動けなくなってしまうことはあってはならない。

そんな状況を無くせたらいいのにとずっと思っています。

大学院での精神的なストレスが身体症状に出てきてしまったら

大学院生はとにかく色んなストレスや不安を抱えることが多いと思います。

 

例えば論文を書くための教授とのやりとりですとか、非常に苦労される方も入ると思います。

 

僕の場合は比較的スムーズに進んだほうだとは思いますが、元来の心配性ゆえにいらぬ心配や責任を感じて多大なストレスを受け体調を崩したことがあります。

 

今回は実体験について書いていきます。

同じような症状を感じた方の参考になれば幸いです。

 

これまでに感じたストレス起因と考えられる症状

 

 

・不眠心療内科睡眠薬を処方によって改善)

・心拍数増加(自律神経失調によるものと考える)

・肩から首にかけての痛み(熟睡できていないせい?)

・左胸痛(心臓が痛いように感じる)

・胃腸痛(物は食べれるが気持ちが悪い)

・左脇腹の痛み(膵臓のあたりで不安になる)

・背部痛(腰から脇腹にかけて、腎臓を疑うも尿に異常なし)

・会陰部~睾丸にかけての痛み(片方のみ)

尿道のしびれ(数日で治まったが謎の症状だった)

・眼球の奥の痛み(緑内障検査異常なし、疲れ目と診断)

 

恐らくこれらは全てストレスに起因するものだと思います。

 

理由は上記症状について全て、病院で検査と診断を行ってもらったためです。

尿検査、血液検査、心電図、レントゲン、腹部エコー検査、全てにおいて異常なし。

約1年間このような症状に見舞われましたが、現在はほぼ出ていません。

 

自分でも列挙してみるとやばいと思います。

その1年で自己負担分の医療費が8,9万くらいはかかりました。

(もっとかかってると思いましたが、これだけ病院にかかると健康保険の恩恵を受けている実感があります)

 

自律神経の調子は未だにあまり良くなく、熱いお風呂に浸かると心拍数がかなり上がってのぼせやすくなってしまいました。(温泉が好きだったけどあまり行けなくなった)

症状が出ている時は不安の一言ですね。

病気や癌が心配になるような精神状態まで落ち込んでいました。

 

一つ注意して欲しいことは、ここに書いた症状と同じ症状が出たからといっても、ストレス起因とは限りません。

とにかくストレスが原因かわからずとも、放置せず病院に行くことをオススメします。

 

真面目で責任を感じる人ほどストレスを受けやすい

自分で言うのもアレですが、僕は比較的高い意識を持って大学院に入りました。

 

例えば、院生でも研究費を取ってがんがん研究するんだ!とか1年で1本論文書いてやる!とかなんか妙に意気込んでいたんです。

(ちなみに分野によって論文出すペースは違ったりもすると思いますが)

 

それが実際には、学振に落ち、始めの一年で論文も中々書けずじまい。

自分は駄目なんだなぁという思考に陥ります。

 

そしていよいよ論文を書けるようになってからも、自分の精神は既に落ち込んでいる状態ですから、非常にストレスを受けやすい身体になってしまったわけですね。

 

大事なのはやっぱり

  • 自分を責めないこと

だと思います。

 

誰かのせいにしたっていいのです。

自分にストレスがかからない状態を保つこと、を常に心がけて生きたいと思っています。

 

 

 

大学院博士課程に入ったあと、悩みを抱えてしまったら

これまでは大学院に入る前に悩む内容について多く書いてきました。

 

しかし、実際には大学院に入ってから悩むことの方がより多いのだと思います。

 

僕が考える大学院で悩む原因の一つは、入る前に調べないからだと思っています。

 

問題が起こる前から、事態が深刻化することはなかなかありません。

 

問題が起こり、事態が深刻化してきて、悩み、初めてそこで調べるに行き着くことの方が多いと考えます。

 

だから、実際には入る前よりも、入った後に悩みが発生した場合の対処を考えなければいけません。

 

今回の話は博士課程に限定しましょう。修士課程はいくらでも方向転換が可能なはずです。 

博士課程は年齢的に方向転換が難しい事が多く、より多くの悩みを生み出す場所でもあるのです。(今成功している研究者たちはそういった屍をいくつも踏みしめて上に立っている)

 

では博士に入った後の悩みについて、書いていきたいと思います。

 

 

大学院に入ったあとの悩み

 多分基本的にこれ

  •  研究が辛い

じゃあ入るなよw って、そうなんですが、入ってからでないとわからないこともあります。

最初は楽しくても、やってるうちに辛くなることもあるでしょう。

データが出ない、申請書が通らない、上から圧力をかけられるけど解決策がなかなか見当たらない...etc

 

このあたりは研究室の環境によるところも大きいです。

立ち止まってどうしたら良いかわからない時、周りが助けてくれる環境だったり、気軽に相談をできる人がいたり、教授が聖人であればこのような問題は起きにくいと思いますし、そういう環境で研究が辛くなるのなら本当に向いてないだけだと思います。

 

とりあえず決断しましょう。

辛いけどあがいて卒業まで頑張る or 辞めて別の就職口を探す

 

極論ですがこの2つしかありません。

研究室や人に本当に恵まれない方、あがいても絶望しか見えない方、いると思います。

そういう方は就職活動をしたほうがいいのかもしれません。

 

現に、博士中退で就職をしている人はたくさんいます。

ブログ書いてる人もたくさんいるのでググって読みましょう。

 

仕事の探し方、ですがこれは就活の記事で本格的に色々書きたいとは思っているのですが、今回は簡単に。

 

博士中退者は第二新卒として扱ってもらえる可能性は高いです。

就活サイトとしては、メジャーなところではアカリク、リクナビNEXTなど。

近場に就職エージェントサービスがあれば相談だけでも言ってみるのも手でしょう。

話せば何かと策が浮かんだり、気持ちも整理できるというものです。

 

  •  なぜ研究が辛く感じるのか

なぜでしょうか。

色々あるとは思うのですが、いくつか思考パターンを書き出してみます。

  1. 自分の研究に価値を見出だせない
  2. 就職した同期は仕事をしてお金を稼いでいるのに自分は稼げていない
  3. 自分は頑張ろうとしているのに上にそれをわかってもらえない
  4. 就職先が不安
  5. データが出ない

自分がちょっと思ったことあるのってこういうことなんですが、どうでしょうか。

 

自分なりにこの思考パターンを払拭する考えを整理します。

 

1.自分の研究に価値を見出だせない

これはテーマ設定が自分の真の意志ではなく、研究室の事情だったり、教授から提示されたものだったりそういうパターンだと思います。

自分の意志で、「これをやるんだ」と決めた人で途中で立ち止まってる人はあまり見たことがないです。研究をやるのに必要なことは自分の目標に向かってはっきり進む意志です。

ただ、単純に勉強不足でその研究の真の価値を捉えられていないだけかもしれません。

そこは人それぞれでわかりませんが、本当に価値がないってことはまぁ無いでしょう。

卒業するためにはそのテーマと付き合わなきゃいけないのも事実ですし、割り切って研究をすることは必要です。

 

2.就職した同期は仕事をしてお金を稼いでいるのに自分は稼げていない

これは結構辛いです。僕も実際社会人の時、大学院に行ってる友達を見てお金稼げないのに何で頑張れるんだろうと思った記憶があります。

 

研究をよく知る人達というのは、研究の価値をよくわかっています。

これはトレーディングカードゲームの1枚のカードに数十万の値がつくことに対する価値観の理解と似ています。

 

社会一般認識では研究(カード)の価値などわかりません。

 

お金を稼いでいる人間=すごい

研究してもお金にならない=研究すごいのかもだけど すごくない

 

一般認識はこんなもんです。

 

自分がお金を稼げていないことが、お金を稼いでいる同期に負けていることだ、と感じた時。それはあなたが研究に価値を見出だせていない時なのかもしれません。

そこで真の価値を見出し、まわりの状況など気にせず研究をできる人は…悩む必要なんてないですね。

 

人っていうのは比べてしまう生き物なので、仕方ないことだと思うのです。

耐えて、自分が社会に出てお金を稼げることをイメージするのがいいのだと思います。

 

3. 自分は頑張ろうとしているのに上にそれをわかってもらえない

上にも問題があるパターン。

僕は入る研究室で運命がある程度決まると思ってます。

もちろん自分の力で切り開いていく人もいますが、そんな強い人ばかりではない。

 

とりあえずやるべきこととしては、自分からコミュニケーションを積極的に取ることです。

とにかく自分の話をたくさんしてみましょう。

指導教員がダメなら、教授に掛け合うもよし。

上の先生と話をするのは中々億劫ですが、変えるために行動は必要です。

上のせいばかりにするのはただの駄目な人ですよ。

 

しかし、本当に建設的に話が進まない人もいるので、自分の出来る限りの範囲で話してみたらいいと思います。

教授があまりに圧力をかけてくるようなら録音して、パワハラで訴えることも考慮すべきです。

僕はまだそんなひどい教授の話はまわりでは聞いたことないですが。

 

4. 就職先が不安

僕も不安です。

でもこれって就活するしか解決策ないんですよね。

国のせいとか言ってるとあれなんですけど、事実そういうとこあるなぁと思います。

お金稼いで生き延びることが一番大事ですからね。

不安に思っててもしょうがないです、とにかく行動!

サイト登録なり、学内相談なり、やりましょう。

 

5. データが出ない

これもまぁやるしかないんだけど、データが出にくい分野と、出やすい分野が存在してるのも確かなんですよね。

論文化しやすいかどうか、とか。

こういうのって内部にいると結構差があると感じるのに、客観的評価は業績の多さだけでしか判断されないですからね。

そりゃあデータ出しやすくて論文化しやすい分野のほうがいいでしょ、ってなる。

ただいくら業績作りやすくても自分の興味のない分野なら意味がないですからね。

その道を選んだ以上、我慢して受け入れるしかないのが現状かな。

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博士に入った後の悩みというか、実際、研究やってて辛いと感じることあるある

みたいになっちゃって申し訳ないです。

 

明確に役立つ解決策はほとんど書けませんでしたが、思い悩むだけよりは自分の気持ちを整理するなり、実際に助けを求め行動するなりした方がいいことはたしかです。

 

次回は、大学院生を襲う「うつ症状」なんかについて書こうと思っています。

 

【修士と博士】の違いについて思うこと

修士と博士の違いについて、自分の経験からお話をさせて頂きます。

まず始めに、僕は修士課程を経験していません。

社会人経験中に幸いにも研究をする機会を頂いていたため、そのおかげで修士を飛ばして博士課程に入ることが出来ました。

ですので、修士に関するお話は僕が実際に友人達に見聞きした範囲だけのお話です。

 

修士と博士の違い

  • 修了までにかかる時間

修士:大学の学部修了後2年間

博士:修士修了後、3年間(計5年間)

※6年制学部(医・薬)の場合

6年制学部を卒業後、博士4年間がほとんど

(医学博士・薬学博士を取る場合)

 

 

これはよく知られていることだと思いますが。

やはり卒業後の年齢が最も大きな違いでしょう。

ストレートで進学したとして、修士卒社会人は24歳、博士卒社会人は27歳です。

これを見て具体的にイメージして下さい。

自分がその年齢になった時の姿を。

これは大学院進学を批判するものではありません、先にイメージすることが大事なのです。

その年になってから後悔しても遅いことだけは伝えたい。

 

  •  就職先

修士:公務員、民間企業など基本的に学部卒生と変わらない。

博士:博士という学位を活かした職につける人間は極わずか。

これらについては少し詳しく書いていきます。

 

修士の就職について

修士学生の就活はとても忙しいと思います。

ただでさえ、2年間という少ない期間で修士論文作成のためのデータを出し、講義も受けなければいけない、そこに就活が入り込んでくるのです。

 

就活はできれば1年目の冬から行っておきたいところです。

具体的には、自己分析企業研究の2点です。

特に自己分析は重要です!

 オススメはリクナビNEXTのグッドポイント診断ってやつです。

この結果を印刷して自分のこれまで経験したことや、性格などと重ね合わせてみるといいでしょう。

自分という人間を見つめ直す時間は非常に大事です。

 

博士の就職について

博士を取得後でなければほぼ就けない職はアカデミックポスト(大学教員)です。

修士の時点でアカポスに就くこともありますが、その後博士は取る流れになると思います。多分こういう人は教授に気に入られたりして正当な後継者として認められた人だけです。)

 

しかし実際のところ、博士を卒業してスムーズに大学教員の枠に入り込める人間など極わずかです。

大学で研究と教育を行いたいという強い意志と、運とタイミングが必要です。

(実際に教育そっちのけだったり、研究全然できてない人もいるのが現実かもしれませんが)

 

運を引き寄せるのは強い意志でもありますから、絶対に大学の教員になってやるんだ!という素晴らしい研究者資質を持った知人達が、実際に助教になったりしているという印象です。

博士研究員(ポスドク)の道を中途半端な気持ちで歩むのだけは絶対に辞めたほうがいいでしょう。

ググるといろいろな話が出てきます。

自分がその道に進んで、無事に生きて出られるかが一番大事です。

 

博士の民間企業への就職

 多くの人は、民間への就職になることと思います。

博士学生の就活は非常に辛いものとなることでしょう。

僕も実際に結構辛い思いをしています。

というのも、研究を企業の実際の仕事に活かすことが非常に難しいからです。

(企業の求めている技術にピッタリ当てはまる研究をしている人とかは別です。

それ故に、研究している分野というのも重要になってくると思います。工学系、情報系の研究というのは求められることが多い気がします。生物系はIoTについていけないのが辛い

 

大学院で鍛えた研究遂行力を実際に活かすことは可能だと思います。

ただ、それは実際に業務に取り組んでからわかることであって、自分がそれをできる人間だぞとアピールすることが難しいのです。

企業の人事部に博士をよく知る人などほとんどいないのですから、当然です。

 

面接や研究計画書なんかで落とされると、あれ自分のやってることってそんなダメなのかなとか思ってしまいます。

僕は自分の研究はおろか、自分にも価値がないと何度も思い、苦悩しました。

辛いですが、伝わらない事は仕方ないです。伝える力も足りないかもしれないし、伝えられる方の理解も足りないのかもしれません。

ただそこでダウンしてしまったら、もう動けなくなります。

とりあえず生きている限り動きましょう。

 

博士について悩んでいる人にはとにかく考えて欲しい。

目的地に到達する為の手段は一つだけではない。

色々な手段を模索しましょう。

研究をしている人なのだから、調べることは本来得意なはずなのです。

 

  • 必要な研究量について

以前にも書きましたが大学院で行わなければいけない一番のことは研究です。

ではどのくらいの量の研究が必要なのか?

 

研究も成果主義です。

つまり、いい結果が出て必要なデータが揃えばすぐにでも論文が書けることでしょう。

ただ、そんなにうまくいくことはありません。

 

この成果主義という過程で、結果を出せずにリタイアしてしまう人が多いのかもしれません。

特に博士課程では、科学雑誌への論文化が必要なことがほとんどですから更にハードルは上がります。

修士課程ならば教授や指導教員の言うことを聞いて、きちんと実験していれば基本的には卒業までいけると思います(教員に恵まれない環境もあると思いますが)。

 

結局大学院に行くべきなのか?

  • お金が欲しい!早く稼ぎたい!な人

学部4年になる前に就活をしっかりしましょう。

 

  • 大学院には興味あるけど、迷ってる人

その興味を2年間続ける覚悟はありますか?

自信がないなら就活を勧めます。

修士に入って自分を見つめ直す2年間にすることも悪い選択では決してないと思います。

 

  • 博士に行こうか迷ってる修士の人

僕は、迷うくらいなら行かないほうが良いと思う。

修士での就活は大変だと思うけど、会社で働いてお金稼ぐ自分を想像してみて下さい。

少なくとも逃げで行こうとするのはやめたほうがいいと思う。

 

  • 博士を取りたいと思っている社会人の人

できることなら、会社に在籍して取れるようにしてもらえる形が一番良いでしょう。

こればかりはもう、お金との相談としか言えません。

新しいチャレンジをするのに一番必要なものはお金だと思います。

 

情報を書き込みすぎて長ったらしくなってしまいました。

とりあえずは自分の持てる情報を提供して、そのどれか一つでも参考になればと思います。